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暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う

暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う暗殺国家ロシア―消されたジャーナリストを追う
(2010/12)
福田 ますみ

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ロシアのニュース映像で忘れられないシーンがある。

2000年に潜水艦クルスクの沈没事故があったとき、一人の女性が政府の会見会場で抗議を始めた。
すると、背後から軍服を着た人物が近づいて、女性に注射器を突き刺したのだ。
女性はそのまま軍人ぽい人たちに囲まれて見えなくなってしまった。

公権力によって市民が強制的に薬物を投与されるとは!

それから10年以上経った現在でも、ロシアの軍事国家っぷりは変わっていない。

【国家】に逆らう市民やジャーナリストがバタバタ殺される。
犯人は見つからないか、見つかってもまともな裁判は行われない。
ほとんどの【メディア】は政府系企業に乗っ取られ、大本営発表しかしない。

そんな中でも、命をかけて事実を報道しようとしている人たちがいる。
それが本書で紹介される独立系新聞、「ノーバヤガゼータ」だ。

1993年の設立以来3名の記者たちが暗殺され、本書の取材中にさらに3名が殺された。
それでも彼らは報道をやめない。

【ソ連】時代、地獄のような粛清の中でも「デシデント」(異論派)と呼ばれる反体制派がいたらしい。

『有名無名のデシデントたちこそ、当局による弾圧に屈することなく魂の自由を貫いた本当の自由人だった。
その自由な精神が、「ノーバヤガゼータ」のジャーナリストたちに脈々と受け継がれている』

寒さや圧制にじっと耐えて救世主を待つ、そんなロシア人のイメージがガラっと変わる一冊だ。
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