宇宙を織りなすもの-時間と空間の正体

宇宙を織りなすもの――時間と空間の正体 上宇宙を織りなすもの―時間と空間の正体
(2009/02/23)
ブライアン・グリーン

商品詳細を見る


アインシュタインの特殊相対性理論によると、光より速く進む物は存在しない。
そして、光の速さに近づくにつれて時間の流れは遅くなるという。

これは「へぇ~」と納得できなくもない。でも次はどうだろうか?

時間は、過去から現在、未来へと流れているわけではなくて、ある人にとっての過去、現在、未来は同時に存在している。

本書によれば、これが相対性理論から導かれる結論だというのだ。

時間が流れているという感覚は、人類が共通に持っているものだろう。多くの【宗教】で見られる来世という概念も、時の流れなしには考えられない。
相対性理論は、それを根底からひっくり返してしまった。

ゆく河の流れは絶えずして…

日本人が親しんできたこのフレーズも、アインシュタイン以後の物理【学者】にかかると単なる幻想になってしまう。
本書のたとえでは、時間と【空間】は凍りついて動かない氷の塊だ。

ガリレオは地動説を唱えて異端裁判にかけられたが、アインシュタインは大丈夫なのだろうか。

相対性理論から始まり、量子の【不確実性】、インフレーション宇宙、ヒッグス粒子、ひも理論・・・

ちなみに「ひも理論」は「超ひも理論」、「M理論」と発展したらしい。
ひも超ひもになって最終的にはMになる・・・そっち系の話?と思いきや、
物理学の大統一を予感させるすごい理論なのだそうだ。
ホントはえらい難解なんだろうけど、本書の例え話でなんとなくわかった気になるから不思議。

物理学は【ニュートン】を離れてからというもの、一般常識から遠のいていくばかり。
本書がこのギャップを埋めてくれるとよいのだが。
スポンサーサイト
プロフィール

shokomotsu

Author:shokomotsu
無意味つづり>書庫モツ連鎖

カテゴリ
最新記事
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク