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アダルトビデオ革命史

アダルトビデオ革命史 (幻冬舎新書)アダルトビデオ革命史 (幻冬舎新書)
(2009/05/27)
藤木 TDC

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1975年 ソニー  ベータマックス方式のビデオテープレコーダーを発売
1976年 ビクター VHS方式のビデオテープレコーダーを発売
1978年 ビクター ビデオカメラとレコーダーからなる録画システムを発売
1985年 松下   ジャスト10万円ビデオデッキ発売
      ソニー  ポータブル8ミリビデオカメラ(後のハンディカム)発売

これらは、日本の映像産業の歴史だが、とりもなおさずアダルトビデオ業界の歴史でもある。

かつて、アダルト映像はポルノ映画館でしか見ることはできなかった。
その後、ラブホテル(モーテル)で見られるようになった。
そして、1980年代後半になって、家庭で見られるようになった。
いまや、アダルト映像は、携帯端末で世界中どこでも見られる。

クラシックだってレコードやCDができる前は、
オペラやコンサートに行かないと聴けなかったのだ。

アダルト映像が映画館を抜け出し、「携帯」できるようになるまでには、
幾多の技術革新と、AV業界の不断の努力があった。

かつてアダルト映像に出てくる女性は、プロっぽいというか、
すれているというか、要するに「ポルノ女優」であった。

しかし今や、AVに出てくる女性の品質は、
アイドルやモデルと比べても全く遜色がない。

きれいな人からそうでない人まで、普通に街で歩いている女性が
AVに出る時代なので、もはや「女優」という形容がそぐわなくなっている。

このソフト面での革新も一朝一夕に実現したわけではないという。
ときの「表現者」たちが時代のニーズを敏感に捉え、当局の規制を
たくみにかわし利用しながら、一つ一つの作品を積み重ねてきた結果なのだ。

「マネーの虎」で有名になった高橋がなり氏の逸話は特におもしろい。

彼が率いる「ソフト・オン・デマンド」は、セルビデオ大手「ビデオ安売王」の下請け
としてビデオ作成を行っていた。
「ビデオ安売王」が経営破たんし、下請けの縛りから解き放たれたことをきっかけに、
独自の販売ルートを開拓する。
同時に、マスメディアに頻繁に登場し、AVメーカーの企業イメージの刷新を図った。
さらに、ビデ倫(AV業界の審査機関)に対抗する独自の審査機関を新たに作り、
警察庁ではなく経済産業省認可の団体にしてしまった。
そして、セルビデオ業界を超えて、レンタルビデオ業界にも市場を拡大し、
重要な地位を占めるに至っている。

これはもはや、【ビジネス】の教科書ではないだろうか。



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