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ケプラー疑惑―ティコ・ブラーエの死の謎と盗まれた観測記録

ケプラー疑惑―ティコ・ブラーエの死の謎と盗まれた観測記録

ケプラーと言えば、望遠鏡のない時代に肉眼観測だけで、
惑星が太陽の周りを回る法則を「発見」した偉人である。

この法則は、【ニュートン】の万有引力の法則によって正しいことが証明された。

科学史における文句なしのスーパースターである。

そんなケプラーの偉業が、盗作によって成し遂げられたのではないか、というショッキングな内容。

しかも、師匠を殺して観察記録を盗んだというから穏やかじゃない。

ケプラーはそのイメージとは裏腹に、思い込みが強く執念深い男だったらしい。

彼が記した『宇宙の神秘』では、6つの惑星(当時は土星までしか発見されていなかった)が
正立体
(正四面体~正二十面体の5つ)の関係で配置されていると主張した。

この説は当時の天文学の巨匠、ティコ・ブラーエ様
笑い飛ばされてしまった。
ティコ・ブラーエ様はデータ至上主義だったのだ。

ケプラーは自らの正しさを証明するためにこの巨匠から
観察記録を奪わなければならないと決意した。
それを実行に移したとき、皮肉にも自説と全く異なる法則発見をしてしまうのである。

思い込みと言えば、遺伝の法則を発見したメンデルの観察記録が
恣意的に選ばれたものであることを、統計学の巨匠フィッシャー様
指摘している。

フィッシャー様もまたデータ至上主義の人である。

ケプラーの希有なところは、観察記録(しかも他人の)とにらめっこをして、最終的には宇宙の真理にたどりついたところだ。

メンデルもまた、観察記録(彼の場合自分の)から生命の真理にたどりついた。

思い込み
と、冷静な分析力と、そして執念
これが【人類史】を変える3条件。

巨匠なんぞしょせん引き立て役なのだ。
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