カラヤン帝国興亡史―史上最高の指揮者の栄光と挫折

カラヤン帝国興亡史―史上最高の指揮者の栄光と挫折 (幻冬舎新書)カラヤン帝国興亡史―史上最高の指揮者の栄光と挫折 (幻冬舎新書)
(2008/03)
中川 右介

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クラシック界の帝王カラヤン

カラヤンの音楽性とか芸術的価値はよくわからないが、
なんであんなに有名になっちゃったかには興味がある。

そんな下衆心にピッタリなのが本書。
著者はクラシック専門誌の編集長とのことだが、
潔いほど音楽に触れず、読み物として完成させている。

ヨーロッパのオーケストラは日本で言えば相撲協会文楽協会みたいなものらしく、
税金で養われた地味めの集団だった(労働組合が強いところもお役所っぽい)。

そんな役人集団をグローバルな【ビジネス】シーンに引っ張りあげたのがカラヤン。
その手腕もさることながら、CDとかレーザーディスクとか、最新メディアに対する嗅覚も
鋭かったようだ(どちらももう化石だが)。

CDの収録時間がベートーベンの第九が入る長さになったのも
カラヤンの一言が決め手だったらしい。

日本のお茶の間にクラシックが浸透したのもカラヤンがきっかけだそうな。

ほかにも何かと武勇伝が多いカラヤン。
キリのいいところで裏方に退いてれば
自身も周りも楽だったのではと想像するが、
死ぬ直前まで指揮台に立ち続けた。

生涯でコンサート3388回、レコーディング1302曲

こんだけやっちゃうと芸術というより体育会系だわ。
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