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闇の奥

闇の奥 (文春文庫)闇の奥 (文春文庫)
(2013/02/08)
辻原 登

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本書を読み始めて、私はな感覚にとらわれた。

ところどころに、どこかで読んだ記憶があるのだ。

例えばインドネシア東部で発掘された原人の話。
骨から推察される身長は大人でも1メートル、
脳容量はチンパンジー程度だった、という新聞記事だ。

昔読んだ本をパラパラと開いてみると、
ある書物の冒頭に全く同じ記事が出てきてゾワッとした。

次に中世ヨーロッパに伝わっていた小人伝説
聖書をテーマにした書物でそっくり同じ話を読んだ。

ほかにも、数学者の話死刑囚の話中国の暴動、そしてチベット奥地の谷

最後のチベットはAmazonのおすすめでつながってるから当たり前だとしても、
ほかのバラバラな読書歴が物語の重要なモチーフとして次々現れるのは
どういうわけなのだろうか。

『何かに集中すると、それに関するものが向こうからやってくる』

そう、この本は向こうからやってきた。

『みなさんは空想と現実は別のものと考えておるでしょう。
果物の例でいいますと、果物の芯は空想で、果肉が現実なのです。
空想がふくらんで現実をつくるのです。決してその逆ではありません。』

やばい、なにが現実かわからなくなってきた。
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無意味つづり>書庫モツ連鎖

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