ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業

ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業
(2010/10/22)
マイケル サンデル

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息子につらくあたってしまい凹んでるときふとこの本を読んだ。

「正義」の話らしい。
わが子にもちゃんと向き合えないのに「正義」もへったくれもないもんだと思いつつ、
延べ1万四千人が履修したという名講義を聴いてみることにした。

救命ボートに取り残された4人。
うち1人が衰弱して死にそうだ。
残りの3人が共謀してその1人を殺して食べた。
この行為は許されるべきか?

こんなとっつきやすい話から、「正義」とは何か?「善」とは何か?を議論していく。
ベンサム、ジョン・スチュアート・ミル、ジョン・ロック、カント、ジョン・ロールズ、アリストテレス・・・
教科書に出てきたらすぐ眠くなってしまうような哲学者の説を
身近な例で理解できる仕掛けになってるのはすごい。

【人類史】を通じて、哲学者たちが「正義」について議論を積み重ねてきたことがわかった。
この白熱講義でもそれを現代の問題に照らし合わせてさんざん議論している。
けど、はっきりした答えは出ない。

つまるところ「正義」に普遍的な原理やハウツーは存在しないということのようだ。
かといって自問自答から逃れられるわけでもない。

ふーん。子育ても似たようなもんだ。

この袋小路に対してサンデルさんは、保証はどこにもないけど
【関係性】を持ち続けることが大切だと説いていた。

『それを無視するのではなく、それらに関わり、関心を向け、ときには挑み、競い、
そしてときには、耳を傾けて学ぶことだ』

息子とちゃんと向き合わなきゃな、と思った。
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