桶川ストーカー殺人事件―遺言

桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)
(2004/05/28)
清水 潔

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1999年10月26日、一人の女性が殺された

女性の名前は猪野詩織さん、21歳。
殺害場所は、埼玉県JR桶川駅前の駐輪場
死因はナイフで腰と胸を刺されたことによる失血死

殺害を実行したのは久保田祥史、ほかに見張り役と運転手役が関わっていた。

彼らに殺害を命じたのは、小松和人、詩織さんの元交際相手。
彼女に冷たくされたことを逆恨みしての犯行だった。

小松らの犯罪を立証する直接的な証拠がいくつもあった。
しかし警察が捜査を始めることはなかった。

小松は殺人で告訴されることなく自殺。事件は「終結」した。

その後、事件を担当した巡査部長は、元上司宅に放火し服役中に自殺した。
同じ署で働いていた別の刑事も後に自殺した。

法律は生命を守るためにある。
しかし、それを行使する人間は、生命より大切な何かを
背負いこんでいるようだ。

被害者、加害者、彼らの家族、警察官
事件と関わる人々がそれぞれ人生を狂わされる中で、
ただ警察組織だけが、不気味にその継続性を保っている。
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