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ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業

ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業
(2010/10/22)
マイケル サンデル

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息子につらくあたってしまい凹んでるときふとこの本を読んだ。

「正義」の話らしい。
わが子にもちゃんと向き合えないのに「正義」もへったくれもないもんだと思いつつ、
延べ1万四千人が履修したという名講義を聴いてみることにした。

救命ボートに取り残された4人。
うち1人が衰弱して死にそうだ。
残りの3人が共謀してその1人を殺して食べた。
この行為は許されるべきか?

こんなとっつきやすい話から、「正義」とは何か?「善」とは何か?を議論していく。
ベンサム、ジョン・スチュアート・ミル、ジョン・ロック、カント、ジョン・ロールズ、アリストテレス・・・
教科書に出てきたらすぐ眠くなってしまうような哲学者の説を
身近な例で理解できる仕掛けになってるのはすごい。

【人類史】を通じて、哲学者たちが「正義」について議論を積み重ねてきたことがわかった。
この白熱講義でもそれを現代の問題に照らし合わせてさんざん議論している。
けど、はっきりした答えは出ない。

つまるところ「正義」に普遍的な原理やハウツーは存在しないということのようだ。
かといって自問自答から逃れられるわけでもない。

ふーん。子育ても似たようなもんだ。

この袋小路に対してサンデルさんは、保証はどこにもないけど
【関係性】を持ち続けることが大切だと説いていた。

『それを無視するのではなく、それらに関わり、関心を向け、ときには挑み、競い、
そしてときには、耳を傾けて学ぶことだ』

息子とちゃんと向き合わなきゃな、と思った。
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中国共産党の経済政策

中国共産党の経済政策 (講談社現代新書)中国共産党の経済政策 (講談社現代新書)
(2013/02/08)
柴田聡、長谷川貴弘 他

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一昔前に香港を旅行すると、「中国農村ツアー」なるオプションがあったらしい。

「国境」を越えて中国に入るとのんびりとした農村が現れ、
ちょっとしたタイムスリップ感が味わえたとのことだ。

その農村があった場所は今、深センという大都市に生まれ変わっている。

「農村ツアー」時代、中国は下から数えた方が早いくらい貧しい国だった。
それが今や世界第2位の経済大国だ。

この中国パワーの源は何か?日中外交のエキスパートによる本書がそのヒントになるかもしれない。

その1 競争社会

共産党の一党独裁で身分は固定と思いきや、共産党は党員数だけで8千万人!
トップにのぼりつめるには激しい権力闘争を勝ち抜かなければならない。
最近起きた重慶事件のように、トップに近い地位でも一寸先は闇である。

その2 社会の裾野が広い

セレブから未開民族までが同居する国。
元々革命でできた国。労働者や少数民族の暴動は日常茶飯事。
ひとつ政策を間違えると政権がひっくり返る緊張感を常に抱えている。

その3 首尾一貫

中国が経済重視の政策に転換したのは1978年
以後30年以上、指導者が代わってもその路線を継続している。
しかもこの路線変更はなんとなくそうなりましたというものではなく、
時の指導者(鄧小平)がはっきりと宣言したものだ。

トップに【権力】を集中させ、リーダーを巨大な人材プールから選別する。
国家の方針は用意周到に決め、一度決めたら10年20年では改めない。

うーん、【中国】最強じゃね?
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Author:shokomotsu
無意味つづり>書庫モツ連鎖

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