スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東京の自然史

東京の自然史 (講談社学術文庫)東京の自然史 (講談社学術文庫)
(2011/11/10)
貝塚 爽平

商品詳細を見る

今から12~13万年前、東京は多摩のあたりまでだった。

関東平野の大部分をおおっていたこの巨大な湾は、「古東京湾」と呼ばれる。

それから10万年ほど経つと、今度は東京湾のほとんどが陸地になった。

利根川はその頃まだ東京方面に流れていたが、
その河口はずっと先、浦賀のあたりにあった。

東京湾を縦断する形で流れていたこの延長部分は、「古東京川」と呼ばれる。

今は水没してしまって見えないが、東京湾には古東京川の作ったが沈んでいる。
当時の海面は、今より100mも低かったというからえらいスケールだ。

新宿区や大田区に急な谷や坂が多いのも、その付近が古くから陸上にあって
繰り返し浸食を受けた証拠だ。

埼玉との境にある狭山丘陵はさらに古い時代にできたところで、なるほど空から見るとそこだけ浮かんでるかのようだ。

本書は学者然とした文体でとっつきにくかったのだが、
地形を描いた文学に刺激されて改めてトライ。

読みにくいのは相変わらず、つい地図だけを眺めてしまうのだが、
淡々と事実を並べていくストイックさに、かえって熱いロマンを感じてしまった。
スポンサーサイト
プロフィール

shokomotsu

Author:shokomotsu
無意味つづり>書庫モツ連鎖

カテゴリ
最新記事
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。