人名の世界地図

人名の世界地図 (文春新書)人名の世界地図 (文春新書)
(2001/02)
21世紀研究会

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ジョンソン=John son=ジョンの息子
同じように、ロシア人のイワノフさん、ノルウェー人のヨハンセンさん、オランダ人のヤンセンさん、ポーランド人のヤノヴィッチさん…
これらの名前もみんな「ジョンの息子」を意味するらしい。

「ジョン」って誰だよって思えば、キリスト教の聖人「ヨハネ」。その名の由来をさらにたどるとユダヤ教の神ヤハウェ

今日イスラム教徒の名前に使われているイブラーヒーム、イスマイールは、旧約聖書のアブラハムとその息子イシュマエルのことだ。数千年のちにイスラム教を開いたムハンマドは、彼らの子孫だとされている。

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の世界は、バラバラの国や宗派に分かれているが、元をたどれば同じルーツを持っていることになる。
たかだか人の名前の世界地図を描いただけで、【人類史】【宗教】の成り立ちが見えてくるとは驚き。

ナイキサンタクロースが同じ聖ニコラウスからきた名前だとか、結婚式のチャペルと雨合羽のカッパの語源が同じ「法衣(カペラ)」だとか、オヤジ好みのウンチクも満載。
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宇宙を織りなすもの-時間と空間の正体

宇宙を織りなすもの――時間と空間の正体 上宇宙を織りなすもの―時間と空間の正体
(2009/02/23)
ブライアン・グリーン

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アインシュタインの特殊相対性理論によると、光より速く進む物は存在しない。
そして、光の速さに近づくにつれて時間の流れは遅くなるという。

これは「へぇ~」と納得できなくもない。でも次はどうだろうか?

時間は、過去から現在、未来へと流れているわけではなくて、ある人にとっての過去、現在、未来は同時に存在している。

本書によれば、これが相対性理論から導かれる結論だというのだ。

時間が流れているという感覚は、人類が共通に持っているものだろう。多くの【宗教】で見られる来世という概念も、時の流れなしには考えられない。
相対性理論は、それを根底からひっくり返してしまった。

ゆく河の流れは絶えずして…

日本人が親しんできたこのフレーズも、アインシュタイン以後の物理【学者】にかかると単なる幻想になってしまう。
本書のたとえでは、時間と【空間】は凍りついて動かない氷の塊だ。

ガリレオは地動説を唱えて異端裁判にかけられたが、アインシュタインは大丈夫なのだろうか。

相対性理論から始まり、量子の【不確実性】、インフレーション宇宙、ヒッグス粒子、ひも理論・・・

ちなみに「ひも理論」は「超ひも理論」、「M理論」と発展したらしい。
ひも超ひもになって最終的にはMになる・・・そっち系の話?と思いきや、
物理学の大統一を予感させるすごい理論なのだそうだ。
ホントはえらい難解なんだろうけど、本書の例え話でなんとなくわかった気になるから不思議。

物理学は【ニュートン】を離れてからというもの、一般常識から遠のいていくばかり。
本書がこのギャップを埋めてくれるとよいのだが。

電通とリクルート

電通とリクルート (新潮新書)電通とリクルート (新潮新書)
(2010/12)
山本 直人

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テレビを無料で見られる仕組みを作ったのが電通。
住宅とかの情報誌を格安で読める仕組みを作ったのがリクルート。

戦後、テレビという広告装置が家庭に普及した。
たけど、就職とか、部屋探しとか、人生の大事なイベントに必要な情報はテレビCMでは手に入らない。
そこでリクルートは、ライフイベントに必要な情報を格安で手に入れる仕組みを作った。

リクルートのすごいところは、それまで供給側にあった情報の主導権を需要側である消費者に近づけることで、
情報そのものの品質を高めたことらしい。

そういえば最近、駅前の不動産屋に訳アリ物件をつかまされたという話をあまり聞かない。

消費者にとって役立つことが情報の価値を高める。
リクルートが情報誌で起こした革命は、グーグルやアマゾンなどネット系の【ビジネス】にもしっかりと受け継がれている。
次の革命はどの業界で起こるのだろうか?

テレビ消灯時間〈2〉

テレビ消灯時間〈2〉 (文春文庫)テレビ消灯時間〈2〉 (文春文庫)
(2000/08)
ナンシー関

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「ナンシー関さんが生きていたらなぁ」

ネット上であちこち目にするこの言葉をやっぱり口にしてしまう。

消しゴム版画とともに語られる芸能人評、その人選がすごすぎる。

有吉のふてぶてしさ』
『フジテレビ笠井信輔キャスターに安定感なし』
『誰か宮本和知を止める人はいないのか』
『子役から女優への変身をこころみる安達祐実
・・・

これらが書かれたのは1997年から1998年にかけて。
ナンシーさんは、芸能界で妙に長生きする方たちを見抜く予言者だったんですね。

やっぱり「生きていたらなぁ」です。
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shokomotsu

Author:shokomotsu
無意味つづり>書庫モツ連鎖

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